- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
こんにちは。
音楽療法士の堀田です。
世界遺産に平泉が登録されましたね。
おめでとうございます!
東北ならではでしょうか、
きらびやかさとは違う趣があって、素敵な所ですね。
今まで東北にあまり行ったことがなかったので
平泉にはぜひ行ってみたいと思います。
美味しい物もありそうだし(笑)。
そして 東北に足を伸ばすことで、
ささやかながら復興の一助になればとも思っています。
あなたも平泉に行ってみませんか。
さて本日は、
「セラピストは本当の自分をさらけ出す」についてお話しましょう。
といっても、 音楽療法のセッションを裸でやりなさい
というわけではありませのでご安心くださいね(笑)。
では、ここで質問です。
Q:セッションを始めたばかりのクライアントさんと
いい関係(信頼関係)を作るにはどんなことをしたらいいでしょうか?
裸のつきあいができたらいいのですが
一緒に入浴するわけにもいきませんね(笑)。
では、どうしたらいいか?
答え:セラピストから自己開示をする。
セラピストが「私はこんな人間ですよ。もしよかったら一緒に音楽やりませんか?」
と クライアントさんに自分を開示するのです。
その開示の仕方は、歌ってみたり、楽器を演奏したり、お話したり、動いたりと いろんな方法を使ってOKです。
自己開示は自分を相手に知ってもらうことです。
自己開示することで、相手に
「自分はあなたにとって危険な相手ではありませんよ。安心してください。」
という メッセージを発信していることになります。
相手(クライアントさん)が安心してくれることで
始めて信頼関係を築くことができるのです。
▼しかし
その際に注意しなければいけないのは、
「クライアントに好かれようとしないこと」です。
▼クライアントに気にいってもらえないと困る、拒絶されるのが怖いと怖れて
偽りの自分を見せてもクライアントさんは受け入れてもくれませんし
興味を持ってもくれないでしょう。
自己開示の肝は
「正直に偽り無く、本当の自分でクライアントに向き合えるか」です。
では、
本当の自分ってどれ???
私は誰???
そうです。
その本当の自分をセラピストは知っていないといけませんね。
でも、
以外に自分のことはわからないものです。
もちろん少しはわかっていても
他人から見たものとは、ギャップもあるかもしれません。
▼ですので
まずは自分がどんな特徴や傾向があるのか?を客観的に知る。
▼そして
自分で理解している自分と 他人から見た自分とを冷静に知る。
▼それから
自分が知っている自分と
他人が知っている自分を一致させていくことが必要になります。
▼また、
セッションを行う際に、修正した方がいいと思われる特徴や傾向の部分や
さらに発達成長させる部分も明確にします。
▼それができて 本当の意味での自己開示ができるのです。
いろんな角度から自分を分析し、より理解を深め
自己開示ができるようになる講座を開催します。
この講座は、
音楽療法に直接携わるお仕事でない方にも
自分を知る理解するという点でオススメです。
↓ ↓ ↓
「セラピストの自己理解」
新しいご自分とぜひ出会い、
自信を持って自己開示してくださいね。
では、今日はこのへんで。
音楽療法士 堀田圭江子