- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
突然ですが
あなたは、周りの人たちとの人間関係はスムーズでしょうか。
職場の人、友人、近所、家族、趣味やサークルの仲間、親戚など
私たちは何かしらの関係性の中にいます。
その関係性、
できればスムーズに、または気分良いものでいたいですよね。
しかし
関係が密になったり、
家族のように近い場合はなかなか思い通りにいかないものではないでしょうか。
実は私も、
母とは長い間うまくいきませんでした。
しかし
ある出来事から、自分を分析し理解することになり、
そこから徐々に母との関係も改善していきました。
おかげさまで
今はお互いに変な遠慮や気遣いもなく、
相手の話を素直に聞け、
自分の思いを交換できるようになりました。
もちろん、
ここまでくるには簡単ではなかったですが、母との関係を改善するためにはひとつだけ大切にしたものがありました。
それは
自分と向き合うことです。
といっても
難しいことではなくて。
例えば
- 自分は何を感じているのか
- 何に腹を立てているのか
- 何を怖がっているのか
- 何を嬉しいと思っているのか、
など
自分の中では何が起きているのか?を知ろうとすること
つまり意識を自分にむけることが自分と向き合うことにつながります。
まずは
自分の気持ちや思いに興味を持つことが
人間関係を良くするスタートとなります。
とはいえ
自分を理解するには、何かきっかけがないとしにくいものです。
そのきっかけに
「セラピストの自己理解」はいかがでしょうか。
他人から見た自分や、無意識にしている行動の意味を分析したりと
いろんな角度から自分を観察していきます。
ぜひ
自分をまずは理解して、
人間関係の改善にお役立てくださいませ。
では、今日はこのへんで。
音楽療法セラピスト 堀田圭江子