堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

12月になると
「なぜかいつもより忙しい感じがする」
という声をよく聞きます。

そして
「イライラすることも増える」
という方も多いようです。

ではここで質問です。

「あなたは腹が立った時
どのような対処をとっていますか」

  • ぐっとこらえる
  • 物にあたる
  • 冷静をよそおう
  • だまる
  • 無視する

などでしょうか。

日本人は
こらえる方が多いかもしれませんね。

この怒りですが
いつどこで誰によってもたらされるか
前もって予想することができません。

なので
ちょっと厄介ですよね。

しかし
生きていく上では
必ず出くわすものでもあるので
うまく付き合っていくことが必要です。

怒りのコントロール法

ということで
今日は怒りのコントロール法を
ご紹介したいと思います。

1、「カーッときたら6数える」

怒りの衝動は6秒間とも言われています。
人は長時間怒っていることはできないのです。

なので
カーッとなったら心の中で
「1、2、3、4、5、6」
とゆっくり数えてください。

2、その場を離れる

怒りを鎮めるために
その場を離れることが重要
です。

「ちょっとトイレに行ってきます」
「顔を洗ってきます」「頭を冷やしてきます」
などと言って、その場を離れてください。

3、コップ1杯の水を飲む

一人になれる場所に到着したら深呼吸します。
そしてコップ1杯程度の水を飲みます。

水を飲むと
気持ちのリセットが促されます。

以上
怒りのコントロール方法でした。

お試しください。

音楽療法のセッション中に怒りを感じ時には

実は
ご紹介した怒りのコントロール法は
私も音楽療法のセッション場面でも
使うことがあります。

今でも
私もセッション中にムカッと
することがあるからです。

そんな時は
まず6まで数え、
部屋の中で立つ位置を変えたりして
怒りをコントロールしています。

その方法で
怒りの感情を切り離し
冷静な状態に戻ることができるので
通常のセッションができます。

セラピストは自分の感情のコントロールが必要

このように
セラピストはクライアントと向き合う時、
自分の感情のコントロールが必要
な場合もあります。

ですが
本を読んだり情報を見るだけでは
感情のコントロール方法を
身に着けることは難しいかもしれません。

じゃあどうしたらいいの
と悩まれる方もいらっしゃると思います。

そんな方には
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それでは今日はこの辺で。

音楽療法セラピスト® 堀田圭江子