堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

「音楽療法でもお願いは右から!」というお話しです。

では質問です。
誰かに頼み事をする時、相手の右耳と左耳、どちらの耳に話すと聞いてもらえるでしょう?
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ジャーン、答えは右耳です!

これは
右側優位説と言われるものを活用しているのですが
脳が音声の情報を右耳でとらえることを好むしくみだからだそうです。

イタリアのG・ダヌンツィオ大学の研究によると
大音量が鳴り響くクラブで、
クラブ客に対し右耳と左耳と同じ数だけ「たばこをください」と頼む
実験を行ったところ

右耳に話しかけた方がたばこをくれた確率がはるかに高かったという
大変興味深い実験があります。

へえーですよね。

高齢者の音楽療法ではどうか?

ということで
実は私も結構セッションで使っています。

高齢者は聞こえにくい方も多いのですが
右側からゆっくり話しかけると
ほとんどの方は応えてくれますよ。

なので、、、

もしもあなたが
高齢者の現場でお仕事されていたり
ご家族に高齢の方がおられて
コミュニケーションをとる際にお困りでしたら
その方の右耳への声かけやアプローチをしてみられると
いいかもしれません。

今までと違う反応が得られるかもです。

そして
実は高齢者へのサポートやアプローチのコツは
まだまだあるのです。

詳しくはこちら
https://www.horitamt.com/mtkouza/

では、今日も1日楽しんでいきましょう!

音楽療法セラピスト 堀田圭江子