- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
それでは本日のお話しです。
「高齢者の方と一緒に歌いたい、秋の歌」をご紹介します。
日本には四季があり
その季節ごとにフィットする歌もたくさんあります。
中でも
「秋」の季節の曲がダントツに多いものです。
では
秋の季節感を感じられる曲をご紹介しますね。
合わせて、どんな目的で活用できるかも解説します。
故郷の空
80歳以上の方たちは、よくご存知です。
テンポも歌いやすい曲です。
「だーれかさんとだーれかさんが、麦畑ー」のメロディーでも
知られていますね。
2番まで歌ってみてください。
2番の歌詞に、兄弟と書いて「はらから」と読む箇所があります。
歌った後に、
「何人兄弟でしたか?」と参加者に質問することで、
さらに、
座ったままで足踏みしながら歌うと、気持ちよく体を動かすことができます。
まとめると次のような目的で活用できます。
- 脳の活性化
- 身体への刺激
- 気分転換
- モチベーションアップ
以上、参考になさってくださいね。
このように、
音楽療法では、選曲にも目的を持ってプログラムを組んでいます。
なぜ、この曲を使うのか?
が明確になっていることで、
効果を導くことができるのです。
とはいえ、
なかなか選曲の目的は見つけにくいものです。
特に
高齢者のための選曲のコツは
「高齢者の音楽療法1と2」でお話します。
ぜひ、
ご確認くださいね。
音楽療法セラピスト養成講座「高齢者の音楽療法1と2」
音楽療法セラピスト養成講座は、
音大や専門学校に行かなくても音楽療法を勉強し、
実践できるようになる講座です。
今の仕事を続けながら、又は子育てしながら
どの講座からスタートしてもOKですし、修了期限もありません。
あなたにとって必要な講座を選んで学べる講座です。
10名の少人数制ですのでリラックスして参加でき、
知りたいことや聞きたいこともその場で質問可能なので、
より理解が深まります。
さらに現場実習にも参加することで
講座で学んだことを現場で実践しながら
確かなスキルとして身につけていただけます。
ぜひお気軽に講座にお越し下さいね。
それでは、
今日も元気にまいりましょう!
音楽療法セラピスト 堀田圭江子
「高齢者の音楽療法1」に参加された受講生の感想も参考にお読みください。
※Sさん 女性(53才)栃木県 会社員
高齢者には、どのように音楽療法を取り入れていくのがいいのか学びたくて参加しました。
また、リハビリ同様、利用者の方が持っている力を信じて行い、
見守っていきたいと思います。
施設での勉強会より、
音楽療法を通して介護を考え、学ぶことが楽しく、楽しみになりました。
※長島さん 男性(52才)神奈川県 介護職
高齢者施設で音楽レクレーションを行っていますが、
音楽療法も取り入れて機能の向上・回復(または現状維持)を目標に行っていきたいと考えています。
実際にはどのように行ったらよいのか知りたくて参加しました。
介護施設で食事の介助をする際に、横からの介助ではほとんど見えていなかったことが
体験してわかりました。
音楽療法のセッションでも、クライアントの視界を意識することが大切だと思いました。
また、
※Yさん 女性(54才)東京都 その他
高齢者施設にボランティア訪問を定期的にしているんですが、せっかくするなら、
ただ単に楽しかったではなく、より目的が見える形でできたらと、
また、間違った接し方などしないためにも学びたいと思って参加しました。
まだまだ音楽療法の本の入り口にしか足を入れていないのですが、
もっともっと学んでいきたいと思いました。
ありがとうございました。
あなたのペースで学べて、
実習制度が充実しているので本物の実力が身につく
「音楽療法セラピスト養成講座」