- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
昨年の12月と今年の2月に
音楽療法セラピストの認定をお二人にお渡しすることができました。
このお二人は
音楽療法セラピスト養成講座を全て受講され、
現場実習にも通われ
めでたく認定証を手にされました。
お二人とも
実習に初めて参加された時には
「自分に、セラピストができるのだろうか」という不安もあったとのことでした。
しかし
実習を重ねていくことで
「とにかくやってみよう」という気持ちに変わり、、、
失敗や試行錯誤しながらも
クライアントさんと正面から向き合って、体当たりしていく経験を通して
「もしかしたら、自分らしくやっていったらいいのかもしれない」という思いに至り
最後には
「肩の力が抜けて、自然体でセッションをしていた」ということを
話してくださいました。
認定を受けられたお二方、
本当にお疲れ様でした。
どうぞご自分を褒めてあげてくださいね。
そしてこれからも
ますます自分らしく
心晴れやかに自信を持って
進んでいってください。
このように、、、
音楽療法セラピスト養成講座では
講座で学ぶ知識はもちろんですが、現場実習にも重点をおいています。
実際の実習は
- 初回から数回は見学。
セッションの中に入って、ご自分もセッションを受ける体験から
いろいろな角度で音楽療法を観察する - 部分的にセラピスト役を体験する。
楽器と歌唱のパートに分けてセラピスト役を経験していく - セラピスト役の実力をつける。
クライアントさんへの指示や全体をまとめる力
適正な治療目標の設定などを実習を重ねながら習得していく
このような流れで実施しています。
実習内容で大切にしている点は
- クライアントさんと直接ふれあう中で
病気や障がい、症状について深い理解をすることができる - セラピスト役としてクライアントさんの前に立つことで、
自分の考え方の癖や、振る舞いや言葉使いの特徴を知ることができ、
クライアントさんにとってわかりやすい対応の仕方を身につけることができる - クライアントさんに対して適正な治療目標の設定の仕方を学ぶことができる
- クライアントさんに対して適正な対応やアプローチができるようになることで
クライアントさんと信頼関係が作れ、自分に自信を持つことができる
などの点に重きをおいて
実習生さんお一人お一人にアドバイスをさせていただいたり
施設職員さんも含めたミィーティングを行い、他職種との連携力もトレーニングしています。
ということで
ぜひ
講座受講と一緒に実習にも参加ください。
なお、
実習には講座を1つでも受講された方でしたら
どなたでも参加いただけます。
では
今日はこのへんで。
音楽療法セラピスト 堀田圭江子