堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

こんにちは、堀田です。

さて本日は
レクリエ2015-9・10月(別冊家庭画報)」のお知らせです。

秋号ですので、運動会や敬老会の特集や脳トレになるゲームのお話しなど
が掲載されております。

そして
私担当の「みんなの音楽」のページは
64ページから67ページまでです。

今回は秋なので
秋の情景にぴったりな曲や部分的に楽器を使用する部分合奏などの紹介があります。

そして
タオル1本で誰でもできる「タオル体操」も載せております。
楽しく体を動かせるよう、簡単な振り付けですのでぜひご活用くださいね。

レクリエ2015-9・10月 制作・ゲーム・運動 介護の現場で役立ちます (別冊家庭画報)

楽器が無くてもできる音楽療法とは?

実は
レクリエにご紹介してありますプログラムは
音楽の知識は必要なくどなたにでも活用していただける内容になっております。

そして
使用する楽器は操作が簡単な打楽器(鈴、タンバリン、マラカス、ハンドベルなど)や、
手拍子、足拍子などをする自分の体など
特別に準備する必要がないような物を使っております。

それはなぜかと申しますと、、、
私も様々な施設に伺わせていただきますが
全部の場所にピアノがあったり、いろんな楽器が揃えてあったりするとは限りません。

反対に
特に楽器などは揃ってない場合の方が多いです。

しかし
セッションは実施しないといけない。

なので
そんな時は
「ある物を使ってセッションする」ことにしています。

以前にこんなことがありました、、、、、、

ある高齢者施設が改築工事になり
利用者さんたちは体育館に一時的に生活することになったのですが
多くの方々が一緒に生活している場では音を出すことができませんでした。

でも
音楽療法は実施してくださいといわれ。

私は
どうやってセッションしたらいいのか悩みましたが、

結局
伴奏なしで歌を歌ったり、手遊びをしたりして
セッションを行いました。

でも
利用者さんたちは、とても喜んでくれ
いつもより会話が弾んだりしたものでした。

このように
音楽療法だからといって
何がなんでも伴奏があったり、楽器を使用しないといけないわけではなく。

大切なことは
その場に合わせて臨機応変に工夫をしながら実施するんだということです。

人間は困ると
知恵をしぼり出しますね(笑)。

また
新しくどんどん楽器が買える状況ではない時
今ある物をどのように活用するかも大切です。

その場合は
アイディアが鍵になるかもしれません。

でも
自分ではなかなかアイディアが浮かばないなあ
また
いつもの活動の時間をマンネリから打破したいと思われている方も少なくないはず、、、、

そんな方にはこちらがおすすめです。

音楽療法セラピスト養成講座
「ソルフェージュと伴奏法」です。

この講座は
タンバリンや鈴、マラカス、などの打楽器を使用して

  • クライアントさんの意欲や集中力をアップさせたり
  • 相手とコミュニケーションをしたり
  • グループで演奏する楽しさを感じる

ことを学んでいただけます。

 

音楽の知識や技能は何も必要ありません。

講座を受けていただいたその翌日から
すぐに活用していただけるネタ満載です。

この日は
楽器や音楽に触れていただき
楽しみながら学んでいただく内容です。

どなたでもご参加いただけますので安心していらしてくださいね。
お待ちしております。

詳しくはこちら
音楽療法セラピスト養成講座「ソルフェージュと伴奏法」

ということで
今日はこのへんで。

音楽療法セラピスト 堀田圭江子