- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
「歌のレクレーションで参加者を飽きさせない方法」のお話しをします。
高齢者の施設では
音楽を使ったレクリエーションを実施されているところも多いかと思います。
そこでは
よくこんな質問を受けます。
「歌うことしかできないのですが、
参加者の方が飽きてしまい困っています。何かいい方法はないですか?」
なるほど。
ではでは、お答えしますね。
1、テーマやキーワードを決める
例えば
「冬」が歌詞や曲名についている歌を集めて歌う
冬景色、津軽海峡、冬の夜、冬の星座 など
2、軽快なテンポの曲とゆっくりのテンポの曲を交互に歌う
例えば
上を向いて歩こう→ふるさと→鉄道唱歌→母さんのうた など
3、一人の歌手、一人の作曲者の特集をする
例えば
美空ひばりの歌だけを集めて歌う
または
中田喜直作曲の歌(夏の思い出、雪の降る街を、めだかの学校、小さい秋みつけたなど)を歌う
このような切り口で歌ってみてはいかがでしょう。
ただ単に歌うのではなく
何かのポイントを持って選曲をしていく。
きっと参加される方も楽しむことができると思います。
参考にしてみてくださいね。
では今日はこのへんで。
音楽療法セラピスト 堀田圭江子
追伸:
2月の音楽療法セラピスト養成講座は
「高齢者の音楽療法2」と「脳血管性障害の音楽療法」です。
4月の音楽療法セラピスト養成講座の日程も決まりましたので合わせてご確認くださいませ。
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「音楽療法セラピスト養成講座」