- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
音楽療法は音楽を使って、
クライアントの機能回復や情緒安定などの
様々なことに役立てていくわけなんだけど
セッションの中で使うものは音楽だけではない。
いわゆる「小物」
クライアントの病状や障害に応じて使い分けていく。
例えば高齢者の場合
「季節の物」とりわけ「草花」や「くだもの」が多く登場する。
今の季節はあまり草花がない時期だけど
先日は「水仙」を見ることができた。
いつも運んできてくれるのはボランティアのKさん。
(いつもありがとうございます。)
ご自宅の庭に咲いていた花や
早朝、散歩で拾ってきてくれた銀杏や紅葉なども並ぶことがある。
都会じゃ手に入らない代物が
高齢者のクライアントさんには何より季節感を感じられる物なのだ。
そんな季節の物を手にしたり
においをかいだり
ながめたりして五感全てを刺激する。
そして
音楽とマッチすることで音楽療法の効果も出やすい。
「〜でなければいけない」は私の音楽療法にはない。
というか、
なんでもあり(笑)。
これからも快刺激をどんどん入れて
楽しい音楽療法にしていきたい。