- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
堀田です。
さて本日は、
「人間関係を円滑にするために必要なこと」 についてお話しします。
「え?音楽療法と関係ないじゃん」っと思われた方もいるかもしれませんが
実は関係大ありなので、ぜひ、最後までおつきあいくださいね。
あなたは、仕事や家庭や友人などのコミュニティで
気持ちよく人付き合いができていますか?
もしも
- ちょっとうまくいってない人がいる
- なんか会話しにくい時がある
- 他人と話すときや、ある特定の人にいつも気を使ってしまう
- その人と話すとイライラする
などと思っているのでしたら、それには何か原因があるかもしれません。
さあて、
「何が原因でうまくいっていないのでしょう?」、、、と
マイナスの原因を考えるてもいいのですが、
せっかくですからプラスの方向から原因を見つけてみましょう。
では
あなたは、好きな人とはどのようにつきあっていますか?
- その人のいうことは、素直に聞く
- よくその人を見る
- 疑いがない
- 安心している
- 自分の気持ちや意見など何でもいえる
などでしょうか。
もちろんこのほかにもあると思いますが
ポイントは
「否定や批判のない気持ちで、
お互いにできるだけ正直でありのままを受け入れていること」
ではないかと思いますがいかがですか?
そして好きな人のことは、
「もっと知りたい、もっと話したい」と思いますね。
言い換えれば「もっとあなたのことを理解したい」ということです。
ということは好きな人のことはたくさん理解するから
うまくつきあっていけるというわけです。
もしあなたが、人間関係でうまくいかないとお悩みでしたら
「相手を責めたり批判したりしないで、
理解して、ありのままを受け入れているだろうか?」と振り返ってみてください。
音楽療法でもクライアントさんを理解することは基本中の基本です。
しかし
- クライアントさんは外見からではわからない疾患を持っていたり
障がいや特徴を持っていることも多いです。 - 中でも発達障がいは外見からではわかりにくい面もあります。
そこで、クライアントのことをよくわからないといって理解を深めず
セッションを進めるのはあまりおすすめしません。
まず
1、障がいを正しく理解する。
その上で
2、クライアント独自の特徴や性質を知る。
次に
3、保護者や介助者のニーズを聞き取る。
そして
4、治療目標を設定する。
このどれが欠けても
効果のあるセッションをすることはできないと思います。
しかし
この4つのステップは意外に簡単なようで、簡単ではないのも事実です。
私自身、このステップが簡単にいかず苦労しました。
特に障がいのことは、個人差があり、書物だけでは理解しにくかったからです。
そんなことで
発達障がいをより深く理解し、音楽療法に活かしていただいたり
日常の生活の中でもお互いに楽に暮らせるためのポイントを含めたお話は、
音楽療法セラピスト養成講座の「障がい児の音楽療法1、2」でお話します。
この講座は発達障がいのお子さんと音楽療法していない方でも
また発達障がいの方々と接したことがない方でも受講していただけます。
VTRなどを通してわかりやすくお伝えしていきます。
>>>音楽療法セラピスト養成講座
ぜひご参加くださいね。
では今日はこのへんで。
音楽療法士 堀田圭江子