- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
こんにちは。
堀田です。
松山から帰ってきたと思ったらもう5連休も終わりですね。
あなたの連休はいかがでしたか?
先日ご案内した音楽療法セラピスト養成講座体験会ですが、
おかげさまで残席3名となりました。
それでは、本日は音楽療法のメールセミナーを読まれた方からの
感想をいただきましたのでご紹介したいと思います。
以下Nさんからの感想メールです。
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音楽療法のことは、時々TVで取り上げられたりしていますが、
特殊な場合で行われるように認識されている気がしています。
音楽や読み聞かせなど、音からの心身に与える影響は、
万人にそれぞれに必要な効果をもたらすものだと思っていますので、
現在のやや狭い形での特殊なことではなく、広く活用できる
方法があってもいいのではないかと考えておりました。
日常の中で、人の五感に過剰なストレスなく、できるだけ自然に働きかけ、
心身のバランスをとる方法の一つに活用したいです。
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Nさん、感想をありがとうございました!
Nさんのおっしゃるように、
マスコミで紹介されてきた「音楽療法」は
障害児や心身にハンデを持った方たちに
行われているものが多かったと思います。
ですので、
音楽療法とは治療としてのみ存在するかのように捉えられたかもしれません。
実際、
音楽療法を行われている場所は、
各施設や、学校、病院、などそういう意味では限られています。
しかし、
元来、音楽は生活の中から自然に発生したものです。
もちろん万人に(音楽を嫌いな人は除く)に有効であります。
ただ、その活用法は発展途上と言えます。
とはいえ、
健康な方への音楽療法の活用法として
最近では、
「認知症の予防」や「環境音楽」、「効率のアップする音楽」なども
開発されてきています。
実は、以外にも普段の生活の中で音楽は私たちの役にたっています。
たとえば、私たちは無意識に自分の聞きたい曲を選んで聞いています。
でも、その曲を聞くとなぜかスッキリしたり、気分がよくなったりします。
これにはちゃんと理由があります。
その時の自分の気分と同じような曲を選ぶ
↓ ↓ ↓
「同調の原理」というものです。
曲に歌詞がついているとしたら
「自分の気持ちを代弁してくれる」
↓ ↓ ↓
「言いたい事を自分の代わりに言ってくれてすっきりする」
という効果があります。
このように、普段意識しないで聞いている音楽にも
自分の心を安定させたり、すっきりさせたりしているのです。
あなたも、自分がどんな気分のときに
どんな音楽を聞いているか思い出してください。
例えば、気分がいいときにいつも聞いてる曲があるなら、
ここ一番というときには、意識してその曲を聴いててください。
あるいは、
チョッと不安な気持ちやブルーな気分になりそうだと思ったら
あえてその曲を聞いてみる。
そうすると不思議と
「なんだ、大したことないジャン!」
と元気になってきますよ。
ぜひお試しくださいね!
今後はこの音楽をさらに有効に活用できるよう
私も研究していきたいと思っています。
これからもぜひ、皆さんのご意見や質問をお寄せくださいね。
ご意見やご質問はしたのコメント欄かお問い合わせページからお願いします。
では、今日はこの辺で。
音楽療法士 堀田圭江子
追伸:
「音楽療法をやってみたいんだけど~」とか、
「音楽療法ってどこで勉強できるのか知りたい」
「私にもできるかしら」と思われている方は、
ぜひ音楽療法セラピスト養成講座体験会にお越しくださいね。 残3名さまで締め切りますので。
音楽療法セラピスト養成講座体験会は終了しました。