堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

音楽療法と認知症の予防というお話しです。

先日、
NHKの「ためしてガッテン」では認知症の予防について放映されていましたね。

ご覧になられた方も多いと思います。

番組では、
脳の中のゴミ(アミロイドβ)を排出することが
認知症予防には大切であり、同時に脳の神経細胞を活性化することも
効果的だということでした。

中でも
脳の神経細胞を活性化するための
3つのポイントは

  1. 有酸素運動
  2. コミュニケーション
  3. 知的活動

とのこと。

そうだよねと聞きながらも
同時に
「そういえば、私も認知予防の音楽療法で実践しているわ」

とあらためて思っておりました。

例えば音楽療法では、

  1. 体操したり
    歌に合わせた振りつけで体を動かしたり。
  2. セラピストやスタッフをはじめ、他の参加者とも会話したり
    楽器を演奏や歌や質問を通してコミュニケーションをはかったり。
  3. トライアングルなど指先を使って演奏する楽器を使う際やセラピストの指示に集中したり、他の参加者と呼吸を合わせたり、伴奏と合わせて楽器を演奏したりする際はかなり脳の機能を使ったり。

と、このように
音楽療法でも3つの要素を取り入れて認知予防は実施できるというわけなんです。

しかし
音楽療法を行なっていれば認知症の予防になるかといえば、
そうではなく、ちょっとしたコツもありまして、、、

そのコツを活用した音楽療法の成功例は
「事例研究」の中で詳しくお話しします。

認知症の方だけでなく
認知予防にも効果を発揮する音楽療法の方法をお話しします。

音楽療法セラピスト養成講座「事例研究」