- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
30年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
高齢者施設などでは敬老会やクリスマス会など色々な行事が開催されます。
私も以前、敬老会でクライアントさんたちと合奏をしたことがあります。
高齢者の方々は敬老会をはじめ、行事などで歌や合奏を発表する機会が多いのではないでしょうか。
ということで今日は、高齢者の方が楽しく合奏をするためのポイントと具体例をお話しします。
高齢者の方が楽しく合奏をするためのポイント
合奏のポイント1『知っている曲を使う』
例えば、「四季の歌」「故郷」「鉄道唱歌」など高齢者の方が知っている曲を使います。
知っている曲を使うことで自信を持って意欲的に取り組むことができます。
選曲をする際には、参加者からリクエストを募るのも良いでしょう。
合奏のポイント2『グループに分けて演奏する』
グループに分けて演奏することで役割感と一体感を得られます。
さらに、自分の演奏のタイミングに注意するため集中力の強化も期待できます。
高齢者の方が楽しく合奏をするための具体例
では、合奏の方法を具体的に紹介します。
1、参加者をグループに分ける。
参加者を2つまたは3つののグループに分けます。
2、グループごとに楽器を決める。
例えば、Aグループは鈴、Bグループは太鼓のように担当の楽器を決めます。
3、交互に演奏する。
例えば、四季の歌の場合
- 春を愛する人は(Aグループ)
- 心清き人(Bグループ)
- スミレの花のような(Aグループ)
- 僕の友だち (Bグループ)
以上、合奏をする際に参考になさってください。
そして、楽しく合奏をするためのポイントは今回ご紹介した方法以外にもあります。
その詳しいお話しは、音楽療法セラピスト®養成講座「ソルフェージュ・伴奏法」でお話ししています。
この講座では
- 対象者(障がい児や認知症の方)の
特徴に合った楽器の選び方 - 楽しく合奏するためのコツ
を詳しく解説します。
なので、合奏を苦手と思っていた方には特にオススメします。
講座に参加して、ぜひ楽しい合奏をやってみませんか。
音楽療法セラピスト®養成講座の特徴
音楽療法セラピスト®養成講座は、仕事を続けながら、子育てしながらムリなく学べ、修了期限もありません。
あなたにとって必要な講座だけを学ぶことができ、受講する順番にも決まりはありません。
楽器が弾けなくても、音楽を専門的に勉強していなくても大丈夫です。
さらに現場実習にも参加することで講座で学んだことを実践しながら確かなスキルとして身につけていただけます。
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音楽療法セラピスト®養成講座
それでは
今日はこの辺で。
音楽療法セラピスト® 堀田圭江子