- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
30年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
音楽療法では
楽器を使ったプログラムも行います。
使用する楽器は様々ありますが
中でも扱いやすいのが
「タンバリン」です。
今日はその「タンバリン」を
有効に活用する方法について
お話ししたいと思います。
タンバリンの有効的な活用方法
◆使う楽器:タンバリン1個
◆タンバリンを使う目的
- タンバリンの打面が大きく白色のため、
クライアントさんが視覚でとらえやすい - セラピストが楽器を操作しやすい
(素早く差出せる、 色々な角度に差し出せる)
◆方法
- セラピストがタンバリンを片手に持つ
- セラピストはクライアントさんの前に立ち
ハミングしながら
タンバリンを色々な高さや方向に素早く差し出す例えば、
目の前、右側、左側、上部、足元に差し出す - クライアントさんは出されたタンバリンを
片手または両手で叩く
◆注意点
- クライアントさんに集中を促してから始める
始める前に
「さあこれから目の前にタンバリンが
来ますよ。よく見てくださいね」
などと言葉による促しをする。 - タンバリンをタイミングよく素早く差し出す
クライアントさんの反応を引き出すために、
セラピストはタンバリンを
素早くサッと差し出すことが重要。
以上、
タンバリンを有効に活用する
方法を具体的にご紹介しました。
この方法は
音楽の特別な知識や技術も必要ありませんので
ぜひお試しください。
今日ご紹介したように
楽器の使い方に厳格なルールはありません。
なので
もしかしたら身近にある楽器も
アイディア次第で有効活用できる
かもしれません。
とは言っても
- 楽器に馴染みがない
- 使い方のアイディアが出てこない
思われている方も多いかもしれません。
そんな方には
音楽療法セラピスト®養成講座
「ソルフェージュ・伴奏法」の講座が
オススメです。
この講座では
- 簡単な打楽器の有効活用
- 楽器1つでも盛り上がる方法
についても紹介します。
なお、
楽器の演奏技術は不要ですので
どなたでも参加できます。
この他にも
「音楽療法セラピスト®養成講座」は
音楽療法に欠かせない
- プログラムの作り方
- クライアントさんの個人目標の立て方
についても分かりやすく
お話ししています。
音楽療法セラピスト®養成講座は、
仕事を続けながら、子育てしながら
ムリなく学べ、修了期限もありません。
あなたにとって必要な講座だけを学ぶことができ、
受講する順番にも決まりはありません。
楽器が弾けなくても、
音楽を専門的に勉強していなくても大丈夫です。
さらに現場実習にも参加することで
講座で学んだことを実践しながら
確かなスキルとして身につけていただけます。
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それでは
今日はこの辺で。
音楽療法セラピスト® 堀田圭江子