- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
30年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
今日は嬉しかったことをご報告します。
その中でもハンドベルの使い方で
「使う音を限定する」ということをお話ししましたが
「実際に試してみたところ、うまくいきました!」というメールをいただきました。
ありがとうございます。
うまくいってよかったですね。
このブログを活用していただけて、嬉しい限りです。
これからも役立つ情報をお届けしていきたいと思います。
では本日のお話とまいりましょう。
「自閉症のクライアントさんと仲良くする方法」についてです。
以前、私が自閉症の子供たちとセッションをしていた時のことです。
ある男の子(当時、中学2年男子、発語なし)となかなか信頼関係が作れず
悩んでいました。
私が彼に近づくと離れていくため
どのように接したらいいのか、どこからアプローチしたらいいのか
途方に暮れていたのです。
そんな時
私は母にぽろっと「ああ、なんかうまくいかないんだよねー。なんでだろ。」と
つぶやいたのです。
それを聞いた母は
「その子をちゃんと見てる?」と言いました。
私は
「もちろん。見てるよ。」と返すと、
母は
「見てるって、、、観察だよ。」
と聞かれて
即答できない私でした。
実は
母は保育の仕事を長年していた、子供を育てるプロ。
今までに障害をもったお子さんもたくさんみてきた経験もあり、
私の観察の甘さを一発で見抜きました。
それからは、、、、
○○障害だからという概念も脇に置きすべての思い込みを捨て、彼を観察し直しました。
そうするとどうでしょう
例えば
- 手を振る動作をしてから次の動作をする
- 女性の高い声に耳をふさぐ
- 手拍子2回たたく時はOKの意味がある
など。
おかげ様で
その後は彼とやりとりができるようになりました。
このように
そのためには
まずはクライアントさんをしっかり知る。
そのためには観察し、理解を深めることです。
私も知識だけはあるつもりでしたが
現場では役に立ちませんでした。
経験ある人からの一言の強さを実感しました。
もしも
あなたが、障害をもっている子供さんのピアノのレッスンやリトミックなどで
ちょっと困ったなと思われていたり、
周囲に気になる子がいるけど何もしてあげられないと
思われているのでしたら
ぜひ、こちらをご覧ください。
↓ ↓ ↓
音楽療法セラピスト養成講座「障がい児の音楽療法」
うまく付き合うためのヒントがあります。
「障がい児の音楽療法1」に参加された方の感想も読んでみてくださいね
※Sさん 女性(41才)自営業
一度、発達しょうがいのSTによる講座は受けましたが、
2回目ということを除いて考えても、
はじめは少し緊張もありましたが、
ディスカッションを含め、和やかで楽しかったです。
※Kさん 女性(49才)会社員
音楽療法講座の中でも
※Kさん 女性(41才)保育士
障がい児2にも期待したい。
※Iさん 女性(59才)介護職
今日もたくさんの気づきを頂きました。
障がい児についての具体的な勉強もさることながら、障がいに対する向き合い方、
考え方のヒントをいただき、
↓ ↓ ↓
音楽療法セラピスト養成講座「障がい児の音楽療法」
では今日はこのへんで。
音楽療法セラピスト 堀田圭江子
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