- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
本日も認知症グループのセッション。
セラピストが太鼓を差し出して、
クライアントさんがバチで太鼓を叩くというプログラム。
セラピストが
いつもの通り音楽にのって、
サッと太鼓を差し出しました。
…モソッ。
はっ?
太鼓の前に出てきたのは、黒い物。
なんじゃ、それ?
なぜか
その黒い物体は「メガネ」でした(笑)。
彼は太鼓を叩くのにバチで叩かずに
自分のメガネで太鼓を叩いたのです。
(叩く前からメガネを外して手に持っていたらしい)
それでなくて…
「反対の手に持ってるバチで叩いてください」と何回促しても
やっぱりメガネで叩いている。
ま、いいか。音出るしね(笑)。
でも
壊れても知らないよ〜。
彼は入室時から眠そうで、首をうなだれ下を向いたままでした。
うとうとしていたのでしょう。
それでも音楽が鳴り、目の前に何かが出されて、
反応しないわけにはいかなかったのです。
おぼろげな意識の中で太鼓を叩いたのでした。
○○さん、寝ぼけていても演奏できるなんてすごいです。
やる時はやるんですね。
恐れいりました。(ぺこり)