堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

こんにちは。 堀田です。

少しだけですが
朝晩、涼しい風が吹くようになりました。

とはいえ
水不足の地域と豪雨の地域があるように
お天気も2極化しているそうですね。

地球が怒っているのかもしれないなあと感じます。

地球が怒っているのは、
もしかしたら私たち人間が
自然をコントロールしようとしているからかもしれません。

文明の利器を使って
人間は自然をも「自分たちの思い通りにできる」と
錯覚してしまっているところがあるのではないでしょうか。

そのコントロールしようとした結果が
今起きている異常気象や土石流などの自然災害かもしれませんね。

さて
そのコントロールは私たちは自然に対してだけではなく
実は自分に対しても無意識に行っている場合があります。 

例えば
自分の考えや思いがあっても
他の人の意見や考えをついつい優先してしまう、、とか。

また

  • 自分は何を感じているのか
  • どんな感情をもっているのか
  • わからないし(わかるとめんどくさい)
  • わからなくなっている
  • 必要性をあまり感じない、、、など。

このように
一見、表面的には状況を悪い結果にさせないようにしているのですが
一方、自分の本当の気持ちや感情に対しては向き合っていないことがあります。

 

ただし
コントロールそのものは
必要な場合もありますしマイナスの要素ばかりでもありません。

問題は「なぜコントロールしなければならないのか?」なのです。

もしかしたら
できれば避けて通りたいものがあるからかもしれません。

避けたいほど嫌なもの、怖いものとはなんでしょう?

しかし意外と
「自分の中では大問題になっていることでも、
他人からみたら全く問題ではないこと」は多いですし、

「他人からこんな風に言われるのではないか」と
勝手に妄想して自分を責めている場合が多いということは、
私は普段のカウンセリングやセラピーをしていて実感しています。

そんな妄想やマイナス感情から脱却するためには

まずは
自分の考え方の傾向や癖を正しく知ること(自己理解)からです。

しかし
何かに悩み困った時にしか心理の専門家に相談しないと思いますし
自分から自己理解をしようとは思わないものです。

それだけ
自分を知る機会が少ないのが現状です。

しかし
特に音楽療法セラピストや援助職は
人間と向き合うわけで、人の心に触れる場面が多くあります。

他人をよりよき方向へ導く者は、
まずは自分をよくよく理解している必要があります。

なぜなら
自分の心の動きや変化を知らずして
他人の心を変化させることはできないからです。

自分のことを理解することは
実は、音楽療法以外でもたくさんのメリットがあります。

  • 今の仕事を充実できる
  • 家族関係がしっくりいく
  • 利用者さんや同僚と信頼関係が作れるようになる
  • 友達やいろんなコミュニティに自然たいで参加できるようになる
  • 気分が軽くなる

などなど。

もちろんこれ以外にも悩みの解決の糸口になることは間違いありません。

大切なことは

「私ってどんな傾向や特性を持っているの?」

そして
「それをどのように活かして楽しく充実していくか」ということです。

 

そのきっかけに 「セラピストの自己理解」の講座を活用ください。

では、今日はこのへんで。

音楽療法セラピスト 堀田圭江子