堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
堀田圭江子
洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
25年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。

 

こんにちは、堀田です。

さて今日は
先日開催しました障がい児の音楽療法1」から
少しポイントをまとめてお話しますね。

障がい児の音楽療法1
障がい児の音楽療法1

まずは、うれしいご報告です。
今回の講座には、

なんと「インドネシア」から参加してくださいました!(日本女性です)

すごーい!!!

ありがとうございます!うれしいでーす!!!
どんどん世界に音楽療法の輪が広がっていきますね。

 

ということで
講座は、参加者みなさんのボルテージも上がり、
ホットな雰囲気の中、進めることができました。

ご参加いただきましたみなさん、ほんとにありがとうございます。

 

では
障がい児の音楽療法のポイントはと言いますと…

発達障がいをどのようにとらえるか

発達障がいは先天性(うまれつき)です。
また、病気ではありません。

そのことをどのように捉えるか。

治療目標の設定のポイント

音楽療法では、障がい自体を治すことはできません。
しかし、成長発達を促すことはできます。

そのために、
障がいを正確に理解して(できること、できにくいことを明確にする)

クライアントに必要なことは何かを保護者や介護者と一緒に考え引き出し
そのことを治療目標にしていく。

その際に、「育てる」という観点を盛り込んで、発達成長を促す治療目標にする。

保護者をサポートする

子供の成長や発達の鍵を握るのは、間違いなく保護者です。
保護者があせっていたり、不安を抱えていたり、イライラしている状態だと
子供も不安定になります。

子供の心身の安定には保護者の心の安定が不可欠です。

 

ですので、
保護者に、日常の生活の様子を聞いたり、セッション中の様子を報告したり
保護者の日頃の子供に対する行動やサポートをねぎらったりして
情報交換を密にすることで、信頼関係を深め、保護者の心の安定を導くことができます。

以上講座内容からご紹介しました。
参考なりましたらうれしいです。

 

今週末は「障がい児の音楽療法2」です。
実践編となります。

できるだけたくさんの実例をご紹介しつつ、音楽療法を深めていきます。

 

では、今日はこのへんで。

音楽療法士 堀田圭江子

 

追伸:

参加者の皆さんのからの感想はこちらにアップしましたので
ぜひご覧ください。