- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
30年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
こんにちは。 音楽療法士の堀田です。
それでは、開催しました音楽療法概論の講座から
大切なことをご紹介したいと思います。
音楽療法の概論では
- 音楽療法とはいったい何なのか?
- どのように定義したらいいのか?
- どんなことをどこで行うのか?
- 効果は?
- プログラムの内容とは?
- セラピストの心構えは?
などなど、、、
音楽のみならずさまざまな角度から音楽療法を考えていきました。
なかでも最も大切なことをピックアップしましょう。
それは
「音楽療法は音楽や音を使って、どんな人間がどのような意図を持って行うか」
ということです。
▼どんな人間が…とは
どのような考えや理念を持った人間が
音楽を通じてクライアントさんと関わっていくのか?
ということ。
▼また、
セラピストは自分がどんな人間か
自己理解(自分の特徴やクセ、恐れなどを知る)が できているか?
ということです。
▼そして
音楽療法は楽しいのは当たり前ですが
意図がない活動では効果が期待できません。
どのような意図で歌うのか、楽器を演奏するのかを
明確にする必要があります。
このように音楽療法を捉え、
いろんなことを明確にしてからクライアントさんに接していくと
音楽療法の効果を感じられるセッションを行うことができるでしょう。
音楽の力と人間の力とふたつの力を合わせて
みんながハッピーになっていくのが音楽療法です。
これから もっと多くの方々に音楽療法の素晴らしさを知っていただき
また
実践していく仲間がひとりでも多くなるようにがんばっていきたいと思います。
今日はこのへんで。
音楽療法士 堀田圭江子