- 堀田圭江子/音楽療法セラピスト®、音楽療法士、産業カウンセラー
- 洗足学園音楽大学 声楽家卒業。高校教員を経て音楽療法士となる。
30年以上の音楽療法の臨床経験を生かし「音楽療法セラピスト®養成講座」を主宰。
音楽療法セラピストを志す後進の育成にもあたっている。
メリークリスマス!
いかがお過ごしですか?
堀田です。
突然ですが
私のクリスマスのイメージは「THE 賛美歌」です。
でも、クリスチャンではないんですけどね。
私の母は保育士だったんですが、
彼女の同僚に教会の牧師の奥さんがいました。
その先生は毎年クリスマスイブの夜、私たちを招待してくれました。
クリスマス礼拝はたくさん賛美歌を歌います。
なぜか賛美歌が大好きだった小さな私は、
ここぞとばかりに大声で歌っていたのを思い出します。
そして歌いながら、鳥肌がたち、涙が出たのを覚えています。
「歌ってるだけなのに、なんで涙がでるの?」
と不思議に思っていました。
もしかしたら、その頃から音楽の力の恩恵を受けていたのかもしれませんね。
でもまさか
その頃は、将来音楽療法士になるなんて予想もしてませんでしたけど・・・(笑)。
さて、
今日はクリスマスプレゼントが2つあります。
■1つめは、あなたが”ブログ”や”ホームページ”をお持ちなら
ぜひ受け取ってください。
この贈り物は、BLILA代表の高橋からのクリスマスプレゼントです。
うちの社長は、私とは違ってあまり表に出たがらないため(笑)、
今までひっそりとコンサルティングの仕事をしていました。
どんなコンサルティングかというと
つまり私のような人(フリーで仕事をしているとか既に起業しているとか)、
音楽療法とかセラピーのことなど要するに自分のやりたい事は分かるけど
どうやってお客さんを集めればいいのか、セミナーを開催するにはどうやってやるか
さっぱり見当つかないって人に、ちゃんとビジネスとして成立するようにアドバイスして
自分でもできるようになってもらうというものです。
そこで今回のクリスマスプレゼントは、
あなたのホームページやブログを無料で診断してくれるそうです。
しかもSkype(無料電話)を使っての直接アドバイスもしてくれます。
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をご覧になってお申し込みしてくださいね。
(これから始めたいと思っている方もOKだそうです)
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ぜひ、ご覧になってみてくださいね。
■2つ目は、
私堀田からあなたへのクリスマスプレゼントです。
といっても、品物ではございません、あしからず。
つい最近感動した出来事がありましたので、あなたとシェアしたいと思いまして。
感動のおすそわけでございます。
その感動は、ある特別養護老人ホームでの音楽療法で起こりました。
音楽療法を一緒にやっていた作業療法士の方が、先日で退職されました。
その方はとても明るく、私も彼女の明るさや機転のきいたサポートに助けられました。
それで私は、セッションの最後にその方からクライアントさん(参加者)のみんなに
「お別れのあいさつ」をして欲しいと頼んだのです。
ちなみにクライアントさんたちは、
認知症の方・脳梗塞の後遺症で失語症になられた方などです。
そして
彼女は「短い間でしたが、皆さんと過ごしたこの音楽の時間を私の宝ものにします。
ありがとうございました。」と話ました。
するとどうでしょう、
クライアントさんの中に涙を流している方が何人もいるではありませんか!
「みんなもお別れしたくないよね」
そう思いながら私はもう一度、
クライアントさんたちを見てまたまたびっくりしたのです。
涙を流しているクライアントさんの中に、
Aさんという発語が全くない女性がいたからです。
「えっ!Aさんが泣いている!!」
私は自分の目を疑いました。
でも、本当に泣いていました。
そして、私ももらい泣き・・・(T・T)
実はAさんは、今まで脳梗塞の後遺症で発語が全くない方です。
セッションに参加した頃は視点も定まらず、アイコンタクトもとれず。
話しかけても反応がないような状態でした。
それから、
半年をかけて彼女は右手のみ自力で動かすことができるようになり
タンバリンを音楽を感じて叩くまでに回復しました。
また、
「あなたのお名前は、○○さんですね?」と聞くとうなずくようにもなりました。
でもでも、
お別れのあいさつに涙を流すとは、予測していませんでした。
「ああ、Aさん、あなたも感じているのね。お別れを。」
私は感動しました。
・・・・・・・・・ここからは音楽療法士としての気づき・・・・・・・・・・・・
私はそこで
Aさんに対する間違った思い込みがあったことに気づいたのです。
それは
「Aさんの感情の部分はまだ回復していないまたは、
回復できないかもしれない」というものです。
でも、
作業療法士の方の挨拶を聞いて、涙を流した事実を見て、
Aさんは自分の気持ちを感じているのだということがわかりました。
これは大きな発見であり、失語症の回復にも大チャンスとなります。
そして
たとえクライアントさんがどんな状態であったとしても、諦めてはいけないということ。
サポートする側の私たちが諦めてしまったらそこで全ては終りになってしまいますものね。
このことも再確認することができました。
早速、今までの治療目的を見直し、新しく設定し直すことにしました。
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このお話が私からのクリスマスプレゼントです。
音楽療法の現場では毎回、こうして何かが生まれています。
音楽を楽しみ、お互いに成長し合えるのが音楽療法です。
素晴らしい音楽療法をもっと多くの方々と共有していけたらと願っています。
今日はこのへんで。
よいクリスマスを!!
音楽療法士 堀田圭江子
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